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2014.08.01
商業登記,企業法務

契約書チェック

契約書チェックとは、裁判になることに備え、一般的な証拠書面となりうるかのチェックのことを言います。

  1. 契約締結前において、一般的に盛り込んだほうがよいとされる条項等の教唆
  2. 契約書のチェック
  3. 紛争になった時に備え、要求・保管しておくべき書面等の教唆


いざ、裁判になった時に備えて、予めに契約を有利に締結したり、証拠書類を集めておく事は、いざ紛争性が顕在化したときにおいても、自分の立場を有利に持っていってくれるでしょう。実際裁判になったとしても、相手方が「自分は負け筋だ」と思ってくれれば、裁判にまで発展しないで済み、お互いに無駄な労力を使わずにすみます。
契約書の作成やチェックは、訴訟法に精通した、弁護士もしくは司法書士に頼みましょう。訴訟法(執行法)の事を考えないで作ってしますと、後々その書面が、ただの紙切れになってしまう事になりかねないからです。

 

弁護士と司法書士の違い


なお、司法書士は、あくまで裁判所に提出する書類などに関してのチェックをするのであり、弁護士のように、直接相手方と交渉する権限は制限されています。そのため、弁護士の先生が背後にいるときよりも、相手方の警戒心は弱くなると考えられています。よって、「相手が弁護士をたてたからこっちも!」などと、泥沼化した紛争に発展しにくいと考えられます。
なお、事件性から判断し、弁護士を付けたほうが良いと考えられる時においては、すみやかに弁護士に紹介致します。