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2008.05.24
社会保険労務士関連サポート

事業承継

事業継承

事業承継には大きく4つのポイントがあり「後継者の選定」、「後継者の育成」、「経営権の承継」、「財産の承継」があります。
 
後継者の選定

 

後継者の条件
・強いリーダーシップを持っていること
・人を活かすことができるひと
・「素直」「勉強好き」「プラス発想」であること
後継者が事前にしておくこと
・承継する会社の決算状況を把握すること
・会社の強みと弱みを把握すること
・金融機関との関係を把握すること(財務内容を知ること)

経営者の育成

「経営」の基礎を後継者へ伝えるための項目
・経営を学ぶ(活性化コンサルティング、財務体質強化コンサルティング、再建コンサルティング )
・現社長に学ぶ
・メンター(師匠)から学ぶ
・外部コンサルタントから学ぶ
・書籍から学ぶ

経営権の承継
 
中小企業の場合、資本と経営が分離されていません。後継者が決まったら、後継者に経営権を持たせることです(実権)。
そのために、後継者は会社の株式50%超を持つことが大切です。
・株式の分散を防止し、後継者に株式を集中させること
・株式シェア50%超の株式保有が望ましい
 
財産の承継

後継者の選定が決まれば、財産の承継です。
財産評価に基づき、財産の移転には、以下のようなものがあります。
・財産評価の実施
・予想税額を把握する
・株式・不動産対策
・納税対策
・対策の実施

後継者がいない場合

第三者によるM&Aも選択肢のひとつです。
中小企業のM&Aも活発に行われるようになりました。
業績がよく、企業価値がある会社はいい条件でM&Aが可能です。
 

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