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23日の土曜日は午前・午後と別々の場所でセミナーをさせていただきました。
午前中は株式会社オンテックさまからのご依頼で、刈谷市でアパートやマンションのオーナーさま向けに、午後は小牧市さまからのご依頼で空き家対策としての家族信託セミナーです。
たまたま同じ日になってしまったのですが、刈谷市から小牧市への移動は1時間程度ですし、講師はやる気満々ですので午前も午後も同じテンションでお話しさせていただきました。途中プロジェクターの調子が悪くて再起動したり、プロジェクター本体を入れ替えたりとスタッフが動き回っていても動じることなくセミナーを続けるのはさすがの経験値です。
認知症対策や資産承継・相続対策としての家族信託セミナーはこれまで何度も行っておりますが、「空き家対策」という観点からのセミナーは初めてかもしれません。
現在、認知症や相続問題によって凍結されてしまっている不動産は多く、社会問題になっているともいわれております。
家族信託を事前にしておくことで、将来親御さんが介護施設に入居される場合にも、任されたご家族が実家を売ったり貸したりして空き家になることを防ぐことができます。相続が発生した際にも相続人の中に認知症の方がいると分割協議ができず、不動産を動かせないということもあります。
小牧市さまでは家族信託の必要性を感じてくださっており、もっと市民の方に知っていただきたいとのことでした。
午前午後のセミナーどちらも「家族信託の話をはじめて聞く」という方が半分以上でしたので、将来困る方が少しでも減るよう、もっともっとお伝えする機会を増やせればと思っております。
